最新情報
- 2025年7月
- 日吉加菜映さんの論文がMolecular Brain誌に掲載されました。
おめでとうございます!本研究では、マウスを用いて短期社会的孤立中の島皮質の活性化が、その後の社会性の増大に必要であることを示しました。本研究は医学科の松下大地氏が研究室配属中に見出した知見を発展させたものです。本成果は、孤独による行動変容メカニズムの理解の新たな手がかりになるとことが期待されます。
“Modulation of social valence by insular cortex activity during acute social isolation in mice”
https://molecularbrain.biomedcentral.com/articles/10.1186/s13041-025-01236-4
プレスリリースは以下です。
https://www.jikei.ac.jp/press/detail/?id=39051
- 遠山卓さんの論文がCommunications Biology誌に掲載されました。
おめでとうございます!本研究では、恐怖などの嫌悪体験が脳内の学習ルールをどのように変化させるかを明らかにしました。マウスを用いた行動・生理学的解析や、名古屋大学の本田直樹教授らと共同で数理モデルを用いた解析を行い、シナプス可塑性を介した情動価の変容が将来の学習ルールに影響することを実証しました。本成果は、心的外傷後ストレス障害(PTSD)などの精神疾患の新たな治療法開発につながると期待されます。
“Aversive experiences induce valence plasticity of instructive signals to change future learning rules in mice”
https://www.nature.com/articles/s42003-025-08367-3
プレスリリースは以下です。
https://www.jikei.ac.jp/press/detail/?id=38150
- 第48回日本神経科学大会(NEURO2025)が新潟で開催されました。
渡部教授がシンポジウムで発表し、日吉さんと永嶋さんがポスター発表を行いました。
- 東京慈恵会医科大学遺伝子治療研究部の松島先生、大橋先生、小林先生との共同研究論文が、The Journal of Clinical Investigation誌に掲載されました。
おめでとうございます!我々は病態モデルマウスの行動学的評価に貢献しました。
本研究の成果は、ライソゾーム病における治療法発展に役立つことが期待されます。
“AAV expression of a blood-brain barrier-penetrating form of β-galactosidase normalises GM1 ganglioside storage in mice”
https://www.jci.org/articles/view/180724
- 2025年4月
- 須田千啓さんが、ポスドクとして研究室に参加してくれました。
研究を一緒に盛り上げて行きましょう!
歓送迎会に加えて、手賀沼の辺りで恒例のお花見も行いました。